チャクラとは何か?それぞれのチャクラの位置と意味合い

チャクラとは、エネルギーの流れ(プラーナ)が溜まる身体におけるスポットです。チャクラは全身に合計114個あると言われており、そのうち7つが特に大事なチャクラです。

今回のブログでは、その7つのチャクラの名称、位置、影響また活性化方法をお伝えせて頂きます。

参考文献

ー*1: Swami Satyananda Saraswati, Kundalini Tantra

ー*2: Swami Satyananda, Asana Pranayama Mudra Bandha

ー*3: 著者不詳, マハーバーラタ

ー*4: ジョゼフ・ルペイジ、リリアン・ルペイジ, ムドラ全書:108種類のムドラの意味・効能・実践手順

ー*5: BKSアイヤンガー, ハタヨガの真髄

ー*6: パラマハンサ・ヨガナンダ , あるヨギの成功の黄金律

ー*7: サドグル , インナー・エンジニアリング

この記事の執筆者

Lakshmi Ji Ganesha Ji Yoga & Ayurveda 運営スタッフ、木村謙太郎。2021年青山学院大学国際政治経済学部卒業。2023年5月にインドリシケシに初めて訪れ、本格的にヨガをスタート。以降経験合計半年間、3回に渡りリシケシに滞在。RYT500ヨガ講師資格、アーユルヴェーダマッサージ資格保有。

7つのチャクラ


一つ目のチャクラ・Muladhara

一つ目のチャクラは肛門括約筋の辺りにあります。このチャクラは人間の潜在的な力を溜めており、解放されると超人的なエネルギーを手に入れられます。*1クンダリーニヨガではこのチャクラの要素を蛇で表現しています。


二つ目のチャクラ・Svadhisthana

セックス、クリエイティブ、力の源のチャクラです。日本語では丹田と表現されます。*1おへその下、おへその下の裏側(背中側、肛門の上)の三つのスポットがあります。人間は寝る時など、このチャクラに特にエネルギーを溜めています。このエネルギーが溜まり過ぎるとはスピリチュアルなエネルギーに変換されていきます。

例えば何か重い荷物を持ち上げる時やパワーを持って何か行動したい時などはこの部分を意識すると良いでしょう。


三つ目のチャクラ・Manipura

みぞおちにあるチャクラです。*1前側と後ろ側にスポットがあります。このチャクラにエネルギーがある人は自尊心が強く自信があり、何事も恐れずに挑戦する力を持っています。


四つ目のチャクラ・Anahata

ハートのチャクラ。中心のチャクラ。愛のチャクラ。何か悲しい出来事があった場合このチャクラに障害物が溜まります。(心に傷ができる)

人と人を繋げるエネルギーであり、人間にとって最も大事といえます。これは個人的な意見ですが特に現代の日本人は諸外国に比べてここに障害物がある人が多いような気がします。実際にそれらは出生率、結婚率、離婚率から推測できます。


五つ目のチャクラ・Vishuddha

喉に位置するチャクラです。ヨガの創生者、最初のヨギと言われるシバジという神様がいます。*3シバジは、この世の毒を全て飲み込み、五つ目のチャクラでその毒を浄化しました。このチャクラが強いと口から摂取したものを不純物を取り除きます。また歌唱力がある人はこのチャクラが強い場合が多いです。*ヨーガの練習プラーナヤーマでは、このチャクラを最初に練習する事が多いです。


六つ目のチャクラ・Ajna

第三の目、知恵のチャクラ。このチャクラにエネルギーが強いと思考が明晰になります。*6神様から知恵をいただけるとされており、スピリチュアルな能力の基盤のチャクラです。*4ギャンムドラ(親指と人差し指をくっつけて他の指を伸ばす形)はこのチャクラを活性化させます。スポットは脳科学的には前頭前野にあたり、現代科学とも整合性があります。


7つ目のチャクラ・Sahasrara

頭のてっぺんにあるチャクラです。このチャクラは少し特殊で、下記六つのチャクラが解放されて初めて、7つ目を解放する事ができます。悟り、サマーディのチャクラです。


まとめ

チャクラという概念は、エネルギーが溜まるそれぞれのスポットです。偉大な古代人の感覚的な経験が蓄積され形成されました。*7私たちもベジタリアンになったり瞑想を通して感覚を鋭くする事でその存在を知覚する事ができます。最近では科学の観点からもその存在が認められつつあり、信憑性が高まっています。


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